Q.様々な施設がある中で、こちらを選んだ理由を教えて下さい。
一度、大きい病院で急性期の看護を学んでみたいと思ったことが始まりでした。看護大学を卒業後、大阪の病院で働いていましたが、精神疾患を持つ患者さんや認知症の患者さんの対応に苦慮することを多く経験しました。
看護師の一年目で、提出する書類があったんですね。「看護師として看護した瞬間がありますか」っていう項目があって、そこに認知症の患者さんに夜勤の時間でそばに座って一時間ぐらいでしたけど、お話して寝かししつけたっていうのを看護だと思って、それを書いて提出したのが精神に関する病に興味を持った始まりでした。
家庭の事情で沖縄に戻ることになったんですが、もともと学校で保健師の資格も取っていたこともあり、地域に関わる実習も多く、病院だけではなく、少しでも地域にも関わることのできる看護で仕事を探していた時に、地域に包括ケアを見据えた看護ができる平和病院を見つけ、ここならと思い、見学と一緒に面接もさせて頂きチャレンジする事を決めました。
看護師の一年目で、提出する書類があったんですね。「看護師として看護した瞬間がありますか」っていう項目があって、そこに認知症の患者さんに夜勤の時間でそばに座って一時間ぐらいでしたけど、お話して寝かししつけたっていうのを看護だと思って、それを書いて提出したのが精神に関する病に興味を持った始まりでした。
家庭の事情で沖縄に戻ることになったんですが、もともと学校で保健師の資格も取っていたこともあり、地域に関わる実習も多く、病院だけではなく、少しでも地域にも関わることのできる看護で仕事を探していた時に、地域に包括ケアを見据えた看護ができる平和病院を見つけ、ここならと思い、見学と一緒に面接もさせて頂きチャレンジする事を決めました。
Q.医療のお仕事での、最初の壁を教えて下さい。
大阪時代で経験した精神という目に見えないものをどう評価したら良いのか苦慮し、精神疾患を持つ患者さんに対し、どう関わったら良いのか。そして、精神疾患だけでなく身体疾患も幅広くアセスメントしなければならないことで悩んだ時期もありました。
悩みながらも、私なりに出せた答えは、患者さんの傍に寄り添って、話を聞くのが一番患者さんを知るうえで大事なんだと思いました。やっぱり、「見えない障害」を持つ人々は、検査データや傷の治りが良くなっているとかで、見えるものではないので。
実際、隣に寄り添って「どうですか」って聞いて会話しながら、患者さんが伝えたい奥の気持ちをどれだけ傾聴できるかを大切にする。しっかり向き合うように心がけた事で、少しずつ壁を乗り越えられてきたと感じています。
悩みながらも、私なりに出せた答えは、患者さんの傍に寄り添って、話を聞くのが一番患者さんを知るうえで大事なんだと思いました。やっぱり、「見えない障害」を持つ人々は、検査データや傷の治りが良くなっているとかで、見えるものではないので。
実際、隣に寄り添って「どうですか」って聞いて会話しながら、患者さんが伝えたい奥の気持ちをどれだけ傾聴できるかを大切にする。しっかり向き合うように心がけた事で、少しずつ壁を乗り越えられてきたと感じています。
Q.あなたの長く働く為に必要な条件を教えて下さい
平和病院は、看護講座や院外研修など教育に熱心で、力を入れて下さっていますので、看護師としてもさらに高みを目指す上で、とても大事な部分だと感じています。
スッタッフ間の関係性もすごく大事だと考えています。
私と同年代の20代の方からベテランの50代もいらっしゃって、
先輩方達は、私が質問したり、困っている時は、どんなに忙しくても耳を傾けて聞いてくれアドバイスしてくれます。同年代の看護師もディスカッションしながら話し合って、答えを出そうとする姿勢があるからこそ、心を開いて会話をすることができます。 お互いの信頼にも繋がっています。
仕事するうえで、ワークライフバランスをしっかりとれることもとても重要視しています。
看護師なので、夜勤や日勤だったりするシフト制で仕事をするんですが、病院からもしっかり休むことを推奨して頂いているので、希望通りに休みが取れるのは、とても満足しています。休める時は休む、仕事をするときはきちんと仕事するっていう、ON・OFFがしっかりできる事で、患者さんに対しても良いパフォーマンスで対応できるんじゃないかなぁと実感しています。
スッタッフ間の関係性もすごく大事だと考えています。
私と同年代の20代の方からベテランの50代もいらっしゃって、
先輩方達は、私が質問したり、困っている時は、どんなに忙しくても耳を傾けて聞いてくれアドバイスしてくれます。同年代の看護師もディスカッションしながら話し合って、答えを出そうとする姿勢があるからこそ、心を開いて会話をすることができます。 お互いの信頼にも繋がっています。
仕事するうえで、ワークライフバランスをしっかりとれることもとても重要視しています。
看護師なので、夜勤や日勤だったりするシフト制で仕事をするんですが、病院からもしっかり休むことを推奨して頂いているので、希望通りに休みが取れるのは、とても満足しています。休める時は休む、仕事をするときはきちんと仕事するっていう、ON・OFFがしっかりできる事で、患者さんに対しても良いパフォーマンスで対応できるんじゃないかなぁと実感しています。
Q,仕事を通して自分自身の成長を感じることは
患者さんが困っていることに対して、一緒に悩みながら考え、患者さん自身が答えを見つけ、解決できた時に成長を感じることができました。それは何故かと言いますと、お薬で問題解決できる症状だったんですね。ですが、コミュニケーションを通して、何が問題かを引き出してあげて、それを患者さんに認識して頂くことで心の重みも取ってあげられて解決できたからです。薬も確かに医療ですが、看護師は医療や薬じゃないケアの方法で患者さんを助けてあげる事もできると信じているからです。
Q,お仕事を検討している方へのメッセージ
精神科病院の看護はなかなかイメージしずらいと思います。患者さんと関わることで自分自身の生活や人生も振り返る事もあり患者さんから学ぶことも多くとても楽しく仕事させていただいています。面接時には施設見学も可能なので、現場の雰囲気も見ることができ安心です。新卒の職員も多く明るい雰囲気で毎日看護しています。精神科看護に関心がある方は、ぜひ一緒に働きましょう!
垣花宏樹 2005年入社(勤続14年目)
看護部 課長
Q.様々な施設がある中で、こちらを選んだ理由を教えて下さい。
当法人へ入職前、私は名古屋の精神科病院で勤めていました。沖縄出身という事もありいずれは沖縄に帰り、精神科の病院で勤めたいと考えていました。沖縄に帰る事になった際に前職の先輩に相談した際に、精神科を学びたいのであれば、平和病院が教育熱心っだから就職した方がいいと紹介してもらい、平和病院を選びました。
Q.医療のお仕事での、最初の壁を教えて下さい。
二つあります。ひとつは、専門職チームの中での協調性です。同じ温度で仕事をする人っていないと思うんですね。みんなそれぞれ思いがあって熱心にやっていますので、自分の考えをもっていても主体的に行動しないとチーム内で自分の良さをアピールできないですし、チームの中でいかに協調性をだしていくかが最初の壁でした。それは、看護学生の時から感じていました。
そして、経験と技術、知識がない自分への苛立ちも大きな壁としてありました。
新人であってもベテランでも白衣を着て現場に立ってしまえば、ひとりの看護師なので、患者さんからしたら何でもわかってくれているでしょ、わたしのことっていう感じなんですね。
でも、その当時、右も左もわからない、応えきれないことが悔しくて、そこからさらにもう勉強しました。自主学習や誰よりも先に病院に出社して患者さんの情報を取ったり。自宅帰ってからも勉強もしましたし、まずは自分でやれることは、毎日やっていました。
ある時、患者さんの家族から「垣花先生が熱心に対応してくれたことで、私の家族はしっかり体調が回復できたんですよ。ほんとうにありがとうございます」っと、感謝の気持ちを述べられたときに、その時に初めてある事に気付くことができました。
精神科って検査データだったり、数字や画像化できないので、どこが良くなったっていうのは、客観的なものしかわからないんですが、熱心に患者さんと向き合っていたことで、医療だけじゃないケアの仕方で患者さんや患者さんの家族までケアすることができるんだと思い、今までやってきた事が自信に繋がりました。これは絶対忘れることのない、私の精神看護の原点です。
そして、経験と技術、知識がない自分への苛立ちも大きな壁としてありました。
新人であってもベテランでも白衣を着て現場に立ってしまえば、ひとりの看護師なので、患者さんからしたら何でもわかってくれているでしょ、わたしのことっていう感じなんですね。
でも、その当時、右も左もわからない、応えきれないことが悔しくて、そこからさらにもう勉強しました。自主学習や誰よりも先に病院に出社して患者さんの情報を取ったり。自宅帰ってからも勉強もしましたし、まずは自分でやれることは、毎日やっていました。
ある時、患者さんの家族から「垣花先生が熱心に対応してくれたことで、私の家族はしっかり体調が回復できたんですよ。ほんとうにありがとうございます」っと、感謝の気持ちを述べられたときに、その時に初めてある事に気付くことができました。
精神科って検査データだったり、数字や画像化できないので、どこが良くなったっていうのは、客観的なものしかわからないんですが、熱心に患者さんと向き合っていたことで、医療だけじゃないケアの仕方で患者さんや患者さんの家族までケアすることができるんだと思い、今までやってきた事が自信に繋がりました。これは絶対忘れることのない、私の精神看護の原点です。
Q.あなたの長く働く為に必要な条件を教えて下さい
志が高いメンバーと看護の質を追求していく環境やキャリアアップをサポートする組織体制。職員ファーストである組織であることです。
看護の質を追求していく為に、月1回の勉強会を必ず実施しています。精神科単科の病院なんですが、一般科や内科から看護師がいる混在チームなので、各専門知識に長けているですね。そのみんなの経験値をこの勉強会を通して学び、看護の質を高
め合うことを続けています。
そして、キャリアアップをサポートする組織体制については、
若い看護師が認定や専門を取りたいって言ったときに、金銭面や職専免からそういう部分でバックアップできる組織体制であるともっとやりがいが持てると思うので、そういう病院組織の風土って大事かなぁと思います。特に若い看護師には、どんどん活用してほしいですし、これからも 力を入れていくべきだと感じています。
職員を大切するっていうところは、もっと追究するべきだと思います。中間管理職の人たちがもっと声を上げて、若い看護師を守っていき、これからも職員ファーストの組織を確立していくことが平和病院の未来へ繋がると思っています。
看護の質を追求していく為に、月1回の勉強会を必ず実施しています。精神科単科の病院なんですが、一般科や内科から看護師がいる混在チームなので、各専門知識に長けているですね。そのみんなの経験値をこの勉強会を通して学び、看護の質を高
め合うことを続けています。
そして、キャリアアップをサポートする組織体制については、
若い看護師が認定や専門を取りたいって言ったときに、金銭面や職専免からそういう部分でバックアップできる組織体制であるともっとやりがいが持てると思うので、そういう病院組織の風土って大事かなぁと思います。特に若い看護師には、どんどん活用してほしいですし、これからも 力を入れていくべきだと感じています。
職員を大切するっていうところは、もっと追究するべきだと思います。中間管理職の人たちがもっと声を上げて、若い看護師を守っていき、これからも職員ファーストの組織を確立していくことが平和病院の未来へ繋がると思っています。
Q,仕事を通して自分自身の成長を感じることは
正直、迷ったんですね。自分の成長を感じる事ってないんですよ。まだまだ成長できるように精進していきたいと思っていますので。でも、唯一伝えられるとしたら、精神科救急の病棟が県内に4つしかない場所で、一課の課長(師長)になれたっていうことは、私の中で格別なものですごく誇りに思えているところです。
それと人の意見を聞けるようになったことです。
なぜそれを上げたというと、誰よりも患者さんのことを考えて
時間を費やして取り組んでいたという自負があったので、一番患者を知っているのは私だしって、ちょっと尖がっていたんですね。でも今は、そういう客観的な観方もあるだ、そういう視点の観方もあるんだなぁっていう意見を聞けるようになってから、さらに視野が広くなったっていうか、思考の幅が広がったっていうか、先輩方の意見やスタッフの意見を聞いて、すごく成長させてもらっています。
現場が取ってくる情報っていうのがいくら知識持っている人よりも、大事ですし大切にしたいです。
そして、現場スタッフが根拠のあるやりたいことがあれば、ほぼNOは言いません。まずやってもらっています。失敗当然で。失敗から学ぶことって大きいので、決定権はスタッフに与えて、主体的に動いてもらうようにしています。
アクションを起こさないとリアクションって返ってこないじゃないですか。なので、スタッフにもどんどんアクション起こさせる主体的な考えを持って動いてもらい、戻ってくるリアクション(失敗・成功)をたくさん経験していってほしいんです。それを繰り返すことによって、人間としても看護師としても成長していくんじゃないかなぁと思っています。
それと人の意見を聞けるようになったことです。
なぜそれを上げたというと、誰よりも患者さんのことを考えて
時間を費やして取り組んでいたという自負があったので、一番患者を知っているのは私だしって、ちょっと尖がっていたんですね。でも今は、そういう客観的な観方もあるだ、そういう視点の観方もあるんだなぁっていう意見を聞けるようになってから、さらに視野が広くなったっていうか、思考の幅が広がったっていうか、先輩方の意見やスタッフの意見を聞いて、すごく成長させてもらっています。
現場が取ってくる情報っていうのがいくら知識持っている人よりも、大事ですし大切にしたいです。
そして、現場スタッフが根拠のあるやりたいことがあれば、ほぼNOは言いません。まずやってもらっています。失敗当然で。失敗から学ぶことって大きいので、決定権はスタッフに与えて、主体的に動いてもらうようにしています。
アクションを起こさないとリアクションって返ってこないじゃないですか。なので、スタッフにもどんどんアクション起こさせる主体的な考えを持って動いてもらい、戻ってくるリアクション(失敗・成功)をたくさん経験していってほしいんです。それを繰り返すことによって、人間としても看護師としても成長していくんじゃないかなぁと思っています。
Q,お仕事を検討している方へのメッセージ
精神科は、一般社会に根付いていない部分がまだまだあると思うので、精神医療への偏見だったりとかっていうのも、まだあると思うんですね。小っちゃな力かもしれないですが、そういうのを現場から変えていきたい思いが、ひとり一人強い仲間が多い職場なので、もっと世の中に精神医療の素晴らしさを伝えていけるような仲間がひとりでも多く平和病院に来てくれると嬉しいです。
障害を持っている方でも健常者と変わらないように過ごせる地域に目指した医療をしていきたいと考えています。
教育する側も今の新しい看護師のニーズや時代背景に沿って、教育していくことがとても大事になってくるので、私個人的にも新しい看護師長スタイルを作っていけるように模索しています。
私たちは、患者さんはもちろんのこと、働く人材も大切にしていますので、精神科看護に関心がある方は、一度見学からでも施設を見学することができますので、是非ご連絡下さい。
障害を持っている方でも健常者と変わらないように過ごせる地域に目指した医療をしていきたいと考えています。
教育する側も今の新しい看護師のニーズや時代背景に沿って、教育していくことがとても大事になってくるので、私個人的にも新しい看護師長スタイルを作っていけるように模索しています。
私たちは、患者さんはもちろんのこと、働く人材も大切にしていますので、精神科看護に関心がある方は、一度見学からでも施設を見学することができますので、是非ご連絡下さい。